ストレス改善のメカニズム

「抗ストレス作用」が確認されている糖転移ヘスペリジン。「ストレス改善」のページでは、どのような実験からストレス改善効果が示唆されているのかを紹介しました。

その実験の際、各時点で採血を行い、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールと、興奮や集中の時に脳を活性化させるホルモンであるアドレナリンの数値を測りました。

プラセボ群と糖転移ヘスペリジン摂取群を比較すると、糖転移ヘスペリジン摂取群でコルチゾールの有意な低下が確認されました(※図1) 。

コルチゾール血清中濃度(内田クレペリン検査)

コルチゾール血清中濃度(内田クレペリン検査)

一方、アドレナリンは検査開始から、プラゼボ群、糖転移ヘスペリジン摂取群ともに上昇しましたが、糖転移ヘスペリジン摂取群は検査終了後、すぐにアドレナリンが低下しました(※図2)。

アドレナリン血清中濃度(内田クレペリン検査)

アドレナリン血清中濃度(内田クレペリン検査)

この結果、糖転移ヘスペリジンはストレスを軽減させた上に、集中力も向上させる可能性が示唆されました。さらに、集中が必要でなくなった時に、すみやかにリラックス状態へと移す作用の可能性も考えらます。