食事でとった脂肪は小腸から吸収された後、肝臓に運ばれ、中性脂肪やコレステロールが合成されます。
必要以上に中性脂肪が合成されると、血液中の中性脂肪が増加し、動脈硬化の危険性が高まるのです。

糖転移ヘスペリジンには、中性脂肪を低下させる作用が認められています。
成人男性を対象とした試験で、糖転移ヘスペリジンは肝臓でつくられる過剰な中性脂肪を低下させることがわかりました。中性脂肪の高い人には摂取期間中、中性脂肪値を下げ、正常値の人やボーダーライン値の人には中性脂肪値の低下はみられませんでした（※図）。

血清中性脂肪値の変化